Redmine

Redmine 3.4 のプラグインもリポジトリからアップデートしてみた

Redmine 3.4 へSVNアップデートした

新機能・・・!

こんな心躍る言葉が他にあるだろうか!?

いやない!!!!

 

しかし、なにか物足りない。

そういや 前回 とりあえず Redmine 3.4 にするために

プラグイン全部抜いたの忘れてたわ・・・

  • 前回 Redmine 3.3.2 → 3.4.0 へSVNから更新

私はプラグインを多用していて、

素の Redmine ではほとんどつかっていません・・・

プラグインもリポジトリ経由で更新しよう

前回の リポジトリ(SVN)経由アップデートの楽さに味をしめたので、

プラグインもリポジトリ(git)経由更新してみよう。

以前は プラグインのインストール手順は zipをダウンロードしてきて、解凍というのが多かった気がするが、最近はもっぱら git だ。

git clone“でインストールしたプラグインは

git pull” で更新できるのだ。

Redmine 3.4 対応プラグイン調査

私の使っているもののうち、Redmine 3.4 に対応してそうなもの

(検証はこれから)

  • clipboard_image_paste
  • redmine_banner
  • redmine_default_custom_query
  • redmine_issue_templates
  • redmine_wiki_extensions
  • redmine_wiki_lists
  • sidebar_hide
  • view_customize

環境

至極普通のLinux環境です。

  • CentOS 7.2
  • Apache 2.4.6
  • MYSQL(mariaDB 10.1)
  • Ruby 2.3.1
  • Redmine 3.4.0
  • プラグイン なし

方針

  • git で更新できるプラグインを更新
  • git で更新できないプラグインで git 対応のものを 今回新規取得する

  • テーマも同様にする

  • 今後は 極力 リポジトリ(git) 経由で更新できるように寄せる

作業概要

  1. ディレクトリ構成確認
  2. Redmine 3.4 対応のプラグインを退避ディレクトリから戻す
  3. git で更新できるプラグインを更新
  4. git で更新できないプラグインで git 対応のものを 今回新規取得する
  5. テーマ最新化
  6. bundle & rake
  7. Redmine 再起動

1. ディレクトリ構成確認

  • redmine_home: /var/lib/redmine
  • redmine-3.4.0(現在の本番)

※最新のRedmineフォルダにシンボリック "redmine" を貼ってアクセスさせている。

2. Redmine 3.4 対応のプラグインを退避ディレクトリから戻す

3. git で更新できるプラグインを更新

「git clone」でインストールしたプラグインディレクトリで「git pull」

4. git で更新できないプラグインで git 対応のものを 今回新規取得する

issue template も git に移行してくださったと聞いたので、「git clone」

wiki extensions 、こちらは現行を削除して、「git clone」

これはおまじない。みんな Apache さんのものになぁれ。

5. テーマ更新(最新化)

テーマも同様に最新化する。

ファーエンドテクノロジー さんのテーマにお世話になっています。

6. bundle & rake

  • bundle update
  • bundle exec rake db:migrate
  • bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
  • bundle exec rake tmp:clear

今回はプラグインが入っているので、plugin の migration を忘れない。

7. Redmine 再起動

→Webサーバ(Apache)再起動

ブラウザでアクセスして、画面が表示された。

プラグインも認識している。

成功だ。

まとめ

リポジトリ(git)からプラグイン更新をやってみて

  • すごく簡単
  • 以前はURL探して wget してたのはもうやめたほうがいい

これまでは、プラグインのバージョンアップ情報を見つけたら更新をしていたのだが、

この方法であればその時点の最新をとってくるだけなので、

そもそもプラグインのバージョンアップを検知する必要がない。

というわけで、次からもこの方法を続けていこう。

git で公開されていない有料のプラグインとかはダメですが・・・

 

あとはちゃんと動くといいなぁ、プラグイン。

次は Redmine 3.5 ではなく、4.0 らしいので、

プラグインはこれまでより大幅な改修が必要になるかも・・・

 

しかしこうやって新バージョンにも更新対応してくださるプラグイン作者の方には頭が下がります。

Kindle で 技術書とか提供できたら少しは足しにならないだろうか。

Redmine 関係者 および プラグイン作者を応援しています。

 

※なお、Redmine 上級者は スクリプトを組んで、Redmine のバージョンアップとプラグインの更新を自動でやってしまうとのことでした。ヒェー

 

よければこちらも

Redmine 3.3.2 → 3.4.0 へリポジトリ(SVN)からアップデート

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