情報システム

YAMAHA ADECIA Web 会議システムを導入してみた

ごあいさつ

neta といいます。

福岡在住で 工場の情シスとして働いています(8年目)。

この記事は corp-engr slack アドベントカレンダー #1 23日目の記事です。

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今回のお題

今年も色々ありました。

マレーシア拠点に出張 情シスとかしたりしましたが、

今回は結構珍しい YAMAHA 社の Web 会議システム「ADECIA」 を導入した話をします。

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YAMAHA ADECIA

ADECIA は YAMAHA 社の 遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション、

Web 会議のための音響システムで、

みんな持ってるスピーカーマイク YVC シリーズやらの上位に位置する。

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ヤマハ | 「ADECIA」とは?

YVCシリーズ は機器を部屋に設置しますが、

ADECIA は部屋を丸ごと構成するかんじ。

YVCシリーズ は2〜20万ですが、

ADECIA は最小構成で組んでも150万くらいします。

きっかけ

ある日エラい人より、会議室の Web 会議システムを改修してほしいとの依頼が。

ある会議室で役員プレゼンをやったところ、

オンライン側の体験がひどかったらしい。

一体どんなやり方をしたんだ・・・?

なんでもマイクを意識しないで使いたいとか。

ん?ソレ現代でもう可能なのかな?

部屋の現状

room-1

会議室は定員14人ほどの長机があり、

通常は両サイドにわかれて、お客様と会議する部屋。

Web 会議設備としては

・YAMAHA YVC-1000 + マイク×3

yvc-1000-01

集音の妨げにならないよう、マイク部の空いたタイプのアクリルパーテションを使っている

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回ってきた改修イメージ

海外の取引先の会議室にあったらしい。

adecia_001

あー政府の会議風景で見たとこあるなこういうの

なんかイメージ的に最先端じゃなさそうなんだが

・・・まあいいか。

これはオーディオテクニカ製のようだ。

社内の音響関係は すべて YAMAHA で統一している。

ミュート時が赤など、視覚的にも統一できているため、別メーカーを入れるのは避けたいところ?

どうせ入れるなら YAMAHA がいいなぁと情報収集を始めた矢先、

YAMAHA ADECIA の存在を知る。

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ん、なんだこれマイクどこにあるんだ?

天井マイク!?

ナニソレ謎の技術

翌週に 東京でヤマハの 遠隔会議システム新商品発表会があるとの情報をキャッチ。

渡りに船なので、

出張で行かせてもらうことにした(当方福岡在住)

情報収集

ヤマハの新製品発表会にオフライン参加。

ADECIA は 現状以下の 3パターン

adecia-type02

  1. シーリングソリューション:天井マイク
  2. テーブルトップソリューション:卓上有線マイク
  3. ワイヤレスソリューション:卓上無線マイク

第一印象:工事必須っぽい、機器だけ買ってきて自社構築は無理そう

2. 現状の YVC-1000 の上位機種に当たるとのことで、没

やるなら 1. 天井 or 3. 卓上無線 だなと思ったが、

値段を見て視界が暗転した。

adecia-catalog

天井マイク 66万?メインユニット 26万・・・

他の必須ユニットも入れると100万どころか200万

余裕で超える!

ダメそう!

しかし せっかく会場に来たので、YAMAHA技術者に色々聞いて、九州で実績のある業者の情報ゲット。

報告会にて 正直値段でやめるだろうなと思ったが、

まさかの Go が出る。

特に 3. 卓上無線マイク がこの春出た新型で、

「日本初は無理だが、九州初は取れそうですよ?」といったのがウケてしまったようだ。

し ま っ た 。

仕様検討

こういうのは実際に運用しているところの話を聞くのが早い。

取引のある I社がADECIA 導入済と教えていただいたので、早速コンタクトをとる。

I社は 福岡の中心部 天神に今年できたばかりのオフィスビルに入居しており、快く応じてくれた。

やはり使用しているのは天井マイクとのこと。

実際に繋がせてもらって、マイクに背を向けてしゃべるといったイヤなテストもさせてもらったが、クリア。

俄然天井マイクを導入したくなる。

今回部屋の想定定員は14人だが、=マイクが必要な人数ではない。

天井マイクはビームが4本 つまり同時に認識できるのは4人まで。

ワイヤレスマイクは1アンテナで8本まで。

最大2アンテナ、マイク16本まで。

しかし マイク8本+アンテナ+充電台を合計すると130万ほどになって、

無理ッ

adecia-note

工事費抜いてこれ。

Max 構成で 300万を超えた。

マイクは8本あれば問題ないだろうということで、

アンテナ1、マイク8本の構成とすることにした。

それでも200万は超えた。

最終的に ADECIA ワイヤレスソリューション(卓上無線マイク)の検討することになった。

なお、天井マイクはここで負けた。

無念。

見積→稟議→発注

I社に 施工業者を紹介いただいた。

YAMAHAさんでも名前が上がったとこだ、安心。

一応馴染みの業者にも相談し、

ADECIA 機器のみの見積もりもとったが、

今回は失敗できないし、工事、調整もややこしそうとのことで全部任せることに。

機器のみの見積もりは価格交渉に役に立った。

現地調査→工事

現地調査いただき、工事の内容、期間を詰めてもらう。

工事と調整で一日、翌日を予備日とした。

発注して工事まで一月半待ったが、

PoE スイッチが品薄で納期がかかったらしい。

導入完了

いろいろありましたが、

ADECIA ワイヤレスソリューション(卓上無線マイク)

無事に導入完了。

本番運用3ヶ月経過しましたが、良好

ADECIA 紹介

さあ ウチの ADECIA を自慢させてください。

ウチの構成は 公式の構成例とほぼ同じ。

ワイヤレスマイクはグースネック、ロングタイプを、8本。

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メインユニット

遠隔会議プロセッサー(左)と専用PoEスイッチ(右)

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メインユニットの遠隔会議プロセッサーと PCを USBで接続する。

ADECIA は基本 Dante という規格で接続することとなっており、スピーカーやワイヤレスマイクのアンテナなど ADECIA 機器間の接続は PoE LANケーブル。

AVラック内に収納。

ラインアレイスピーカー

adecia-speaker

無茶苦茶よく鳴る。

会議音声だけとか勿体ない、ここで動画見たい。

さすが一本 1x万円!

部屋の後ろにもちゃんと声が通るようにこういう形状なんだそうです。

ワイヤレスマイク

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ワイヤレスマイク 8本と充電台。

充電台にはマグネットでマウントされており、

使用時は軽い力で取外せる、

収納時も近づけるとガチッと充電台につく。

マイクの使用時間は20時間、

非常時には USB Type C 端子経由で給電可能。

マイクのバッテリーは取り外して交換可能、長期利用も安心。

これはワイヤレスマイクのアンテナ。

adecia-wireless-antena

アンテナは隠したかったので、天井裏へ置いた。

感度悪かったら出すとしよう。

1.9G 帯で干渉しずらしい。

よかったこと

  • 運用が楽、レイアウト自在
  • カッコいい

adecia-wireless-mic-open

誰かが「サミット会場みたいですね」といったのでことあるごとに使ってる。

来客にも大好評。

よくなかったこと

  • 調整項目が多すぎて、さっぱりわからない
  • 初モノだったので、機器不良やら不具合たくさん踏んだ。

いいんだ、後の人の糧になる。

まとめ

ユーザーは皆 満足しているようで、

その会議室は大人気です。

見た目がカッコよくてテンション上がるらしい、

もちろん音もいい。

しかし あまり大きな声では言えないが、

私の耳では従来の YVC-1000 で十分いい音なので、

ADECIA のほうが全然いいってほどの違いはわからない。

もし YVC-1000 を使っていて、苦情や改修要望来たら ADECIA 是非検討してみてください。

誰かの参考になれば幸いです。

YAMAHA はいいぞ 最高だ

え、いくら導入にいくらかかったって?

300万はいかなかったよ

参考:スケジュール

途中私が海外出張で不在だったりで、

のんびり 5ヶ月くらいかかりました。

  • 4月中旬 依頼発生
  • 4月下旬 ヤマハ発表会、報告→導入検討へ
  • 5月中旬 業者訪問
  • 6月上旬 見積もり受領、稟議作成
  • 6月下旬 稟議承認、現地調査
  • 7月上旬 現地調査後の修正見積もり受領
  • 7月中旬 再見積、価格交渉
  • 7月下旬 発注
  • 9月中旬 工事

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