Redmine 4.0 にするぞ!の前に・・・
愛用している Redmine プラグインが 4.0 対応されたのと、
Redmine 大阪 で 「そろそろ Redmine 4.0 バージョンアップいいですよ」といわれ、
気分が高まったので、Redmine 4.0 にします!
しかし、その前に2年間更新をサボった結果 Ruby がサポート外バージョンに。
そして Ruby の達者な人々から
「Redmine 4.0 には Ruby 2.5 が早いよ!」聞いたので、
まずは Ruby のバージョンアップをします。
具体的には Ruby 2.3 → 2.5 にします。
しかし私はそういえば Ruby のバージョンアップというものをやった記憶がないのでした。
(毎回新規構築とか Bitnami で一発とか)
Ruby は rbenv を使うといいらしい
2年前に今の Redmine サーバーを新規で立てた際に、
Ruby のインストールは悩んだ。
ソースからインストールとか、怖いじゃないですか?
「Ruby どうやって入れるのがいい?」
「rbenv がいいよ!将来更新するときも楽だし」
といわれ、そうしたらしい。
(失念していた)
rbenv ってなによというかたは、これがすごくわかりやすい。
20190105 rbenvについてのメモ|akiko.pusu|note
Ruby バージョンアップ方法とその場合 Redmine ではどんな作業か調べる
【参考1 rbenv update】
rbenv-updateを使ってRubyのバージョンを上げたついでにRailsをインストールした(CentOS) - Qiita
【参考2 Redmine の Ruby バージョンアップ手順】
Redmineで使用しているRubyをバージョンアップする(1.9.3->2.1.2) - Enjoy*Study
ありがてぇありがてぇ・・・
前提条件
- Ruby を rbenv で入れていること
【作業概要】rbenv 環境で Redmine の Ruby バージョンアップ(2.3.1 → 2.5.5)
どうやらざっくりこんな手順らしい。
1. rbenv の最新化(rbenv-update): rbenv でインストールした Ruby を 2.3.1 → 2.5.5 へバージョンアップ
- rbenvをupdateするrbenv-updateをインストール
- Ruby 2.5 をインストール
- システム全体で使用する Ruby バージョンを 2.5 にする
2. Redmine モジュール(Apache Passenger)の最新化、設定ファイル修正
- bundler のインストール
- Redmineのインストールディレクトリで、必要な Gemを取得
- Passengerも取得
- Passengerの設定ファイル修正
- Redmine(Apache) 再起動
よっしゃやったろ!
1. rbenv 環境で Redmine の Ruby バージョンアップ(2.3.1 → 2.5.5)
1. rbenv の最新化(rbenv-update)
rbenv でインストールした Ruby を 2.3.1 → 2.5.5 へバージョンアップ
- Ruby バージョン確認
- rbenv バージョン確認
- rbenv で取得できる Ruby を確認(古い)→今回欲しい Ruby 2.5 は入っていない→rbenvをupdateする
- rbenvをupdateするrbenv-updateをインストールする
- rbenvをアップデート
- rbenvのバージョンを確認
- rbenv で取得できる Ruby を確認
- バージョンを指定してRubyをインストールするRuby 2.5 系最新の ruby-2.5.5 をインストール
- rbenvでRubyのどのバージョンがインストールされているかを確認→まだ 2.3.1 のまま
- システム全体で使用するバージョンを 2.5.5 にする
- rbenvでRubyのどのバージョンがインストールされているかを確認→ 2.5.5 になった!
2. Redmine モジュール(Apache Passenger)の最新化、設定ファイル修正
- bundler のインストール
- bundler 1.14.3 インストール(成功)
- Redmineのインストールディレクトリで、必要な Gemを取得
- Passengerも取得
- ここを控えておくようにとメッセージ
- Passengerのインストールが完了したら、 /etc/httpd/conf.d/passenger.conf を修正。
- redmine Apache(passenger) 設定ファイル: redmine.conf
- 修正内容確認
- Redmine(Apache) 再起動
Redmine モジュール(Apache Passenger)の最新化、設定ファイル修正
bundler のインストール
Redmineのインストールディレクトリで、必要な Gemを取得
実は最初に bundler を素直にいれたところ、2.x がインストールされ、
その後 1.14 にしなさいと怒られたのでそうした。
Passengerも取得(ここを控えておくようにとメッセージでてる)
Passengerのインストールが完了したら、
/etc/httpd/conf.d/passenger.conf を修正
Redmine(Apache) 再起動
Redmine でバージョンを確認→OK
ちゃんと Ruby が 2.5 になった。
よかった。
まとめ
どうにか無事に Ruby のバージョンアップはできたらしい。
あとは Redmine を 4.0 にするだけだ。
ドキドキ
続く!