Redmine

Redmine 3.4.0→3.4.2 にリポジトリ(SVN)からアップデートしてみた

Redmine 3.4.2 リリース

やっと上げたと思った Redmine 3.4.0、

2週連続で 3.4.1、3.4.2 がリリース。

やっとおいついたのにまた最新でなくなってしまった・・・。

SVNアップデート(マイナーバージョンアップ)

しかし、前々回 SVN アップデートを実施して

アップデートは非常に楽とわかったので、

今回も SVN アップデートでさっさと片付けましょう。

今回は3.4系内バージョンアップなのでちょっと違う。

相変わらずこちらの資料がためになります。

『リポジトリ(SVN)からソースをチェックアウトでのバージョンアップ』@g_maeda さんの redmine.tokyo での発表資料(2016/11)

環境

至極普通のLinux環境です。

  • CentOS 7.2
  • Apache 2.4.6
  • MYSQL(mariaDB 10.1)
  • Ruby 2.3.1
  • Redmine 3.4.0
  • プラグイン最新化済

←プラグインの最新化は 前回 実施

前提条件

  • Redmine をSVNチェックアウトで構築していること

方針

  • SVN経由で更新すると、当然そのディレクトリが更新されるので、事前にコピーをとっておく
  • Redmine ディレクトリをコピーすることでテーマやDBの設定ファイルを引き継ぎ(ただしfilesは大きいので除く)
  • バックアップは済ませておく

作業概要

  1. ディレクトリ構成確認
  2. 3.4.2 用フォルダ作成(3.4.0フォルダをバックアップ&3.4.0→3.4.2ヘリネーム)
  3. SVN update
  4. bundle & rake
  5. シンボリックリンク貼り替え
  6. Redmine 再起動

コマンドは、前述の『Redmineのバージョンアップに追従していくための一工夫』の P.20 を参照

1. ディレクトリ構成確認

  • redmine_home: /var/lib/redmine
  • redmine-3.4.0(現在の本番)
  • redmine-3.4.2(今回作成する Redmine)

※最新のRedmineフォルダにシンボリック "redmine" を貼ってアクセスさせている。

2. 3.4.2 用フォルダ作成(3.4.0フォルダをバックアップ&3.4.0→3.4.2ヘリネーム)

SVN経由で更新をかけるとそのフォルダが更新されるため、

  1. redmine-3.4.0をrsyncでコピー
  2. redmine-3.4.0_backup として保管
  3. バックアップ後 redmine-3.4.0→3.4.2 へとリネーム

その後、redmine-3.4.2 ディレクトリをSVNで更新する。

3. SVN チェックアウト

  • svn up
  • svn diff

4. bundle & rake

  • bundle update
  • bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production
  • RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins
  • bundle exec rake tmp:clear RAILS_ENV=production

5. シンボリックリンク貼り替え

  • 旧シンボリックリンク削除
  • 新シンボリックリンク作成

6. Redmine 再起動

→Webサーバ(Apache)再起動

ブラウザでアクセスして、画面が表示された。

3.4.2 ってかいてある。OKだ。

まとめ

別段引っかかるところはないので、

最新化スクリプトはたしかにできそうかも。

皆様も SVN アップデートぜひやってみてください。

よければこちらも

Redmine 3.3→3.4 へリポジトリ(SVN)からアップデート

Redmine 3.4 へのプラグインインストール

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